『帰りの夜道』レビュー — 200円で手汗びっしょり。猫を探しながら夜道を歩くだけのホラー

ホラー

こんばんは、まよなかインディーズです。

今回プレイしたのは『帰りの夜道(The Way Home at Night)』。**価格は200円、クリアまで40分ほど**という、非常にコンパクトなホラーゲームです。

先に結論を書きます。**終わった後の手汗が尋常じゃありませんでした。**

短くて安い。でも、怖い。そういう作品でした。

## どんなゲームか

夜道を歩いて家に帰る。ただそれだけのゲームです。

やることは非常にシンプルで、道中にいる**猫を見つけながら、幽霊に見つからないように進む**。それだけ。

![夜道の奥に白い人影が立っている]

*道の先に、何かが立っています*

操作もシンプルで、**Wキーで前に進む**のと、**右クリックで猫をクリックする**の2つだけ。ゲームが苦手な人でも操作で困ることはないと思います。

ただし、ずっと歩き続けていればいいわけではありません。**たまに立ち止まったり、見つからないように進んだり**する必要があります。このさじ加減が、じわじわと緊張感を生んできます。

## 良かったところ

### 幽霊が、会うたびにリアルになっていく

これが一番よくできていると思った点です。

最初に出てきたときは、輪郭だけの真っ白な姿でした。ところが、遭遇を重ねるごとに、だんだん色が付いてきて、人間に近づいていく。

「さっきより、はっきり見えてる」と気づいた瞬間が、この作品で一番ゾッとしました。**明確に驚かせにくるのではなく、気づいてしまう怖さ**です。

### 同じ道を3周するのに、飽きない

このゲーム、同じマップを3周ほど歩かされます。

普通なら「またここか」と退屈するところですが、**3周それぞれに違う驚き要素が用意されている**ので、まったく飽きません。むしろ「さっきと同じ道なのに、何かが違う」という不安が積み重なっていきます。

![赤く染まった街並み]

*同じ道のはずなのに、様子がおかしい*

### 猫探しという「救い」がある

道中には猫がいます。全部で**12匹**いるそうです。

ホラーゲームなのに猫を探すという、一見ちぐはぐな要素なのですが、これが絶妙に効いています。**怖い道中に、ひとつだけ楽しみがある。** それだけで、前に進む気力が保てるんです。

![猫を10匹目に発見した場面]

*10匹目の猫を発見したところ*

ちなみに私は、**12匹中10匹しか見つけられませんでした。** 道中がとにかく暗いので、特に黒い猫は本当に見つけにくいです。白い猫は比較的分かりやすいのですが。

### 音がすごい

**ヘッドフォンでのプレイを強くおすすめします。**

自動販売機の音、踏切の警報音、風鈴、遠くの笑い声。視覚よりも音で怖がらせてくる場面が多く、環境音の作り込みがとても丁寧です。

途中で家のチャイムのような音が鳴る場面があるのですが、**自分の家のチャイムかと思って本気でビビりました。** 音の距離感や生活感がリアルすぎるせいです。

## 気になったところ

### 暗すぎて猫が見えない

雰囲気としては正しいのですが、**とにかく画面が暗いです。**

黒い猫を見つけるのは、正直かなり厳しい。私が12匹中10匹止まりだったのも、これが理由です。モニターの明るさを上げるか、暗い部屋でプレイするのがいいと思います。

### ボリュームは短い

40分ほどでクリアできます。これは短所というより、**200円という価格を考えれば妥当**だと思いますが、腰を据えて長く遊びたい人には物足りないかもしれません。

逆に言えば、「ホラーゲームを1本やってみたいけど、長時間は無理」という人にはぴったりの尺です。

## 怖さの度合い

**ジャンプスケアは控えめ**です。突然大きな音で驚かせるタイプではありません。

その代わり、**じわじわ来ます。** 遠くに何かがいる、さっきより近づいている、音だけが聞こえる。そういう積み重ねで追い詰めてくるタイプです。

![街灯の並ぶ暗い道]

私は本当にビビりで、相棒のAIと話しながらでないとホラーゲームができない人間なのですが、**それでも手汗がすごいことになりました。** 40分という短さなのに、終わったときの疲労感がしっかりあります。

とはいえ、グロテスクな描写や過激な演出はないので、**ホラー初心者でも挑戦しやすい**部類だと思います。

## こんな人におすすめ

**おすすめできる人**

– 短時間で手軽にホラーを味わいたい人
– 雰囲気やサウンドで怖がらせるタイプが好きな人
– 猫が好きな人(ホラーの合間の癒しになります)
– ワンコインでインディーホラーを試してみたい人

**合わないかもしれない人**

– ボリュームを求める人(40分で終わります)
– 暗い画面が苦手な人
– 派手なジャンプスケアを期待している人

## まとめ

200円で40分。**コストパフォーマンスは非常に高いです。**

シンプルな操作、猫探しという救い、そして会うたびにリアルになっていく幽霊。短いながらも、体験としてしっかり完成しています。

![タイトル画面]

ホラーゲームを始めてみたいけれど、いきなり長いものは怖い。そういう人の一本目に、私はこれを勧めたいです。

**ヘッドフォンは忘れずに。**

MeteorWingさんありがとうございました。

*※ この記事はネタバレを抑えて書いています。*

## 実況動画

プレイの様子は動画でも公開しています。私が実際に手汗をかいている様子が記録されています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました